第13戦 ツール・ド・コルス
シトロエンのセバスチャン・ローブ(フランス)はWRC今期第13戦のツール・ド・コルス(10〜12日)で今期10勝目を記録。ライバルのミッコ・ヒルボネン(フィンランド、フォード・フォーカス)に14点差をつけ、残り2戦(日本、英国)を残してし5年連続チャンピオンへ大きく前進した。ミッコ・ヒルボネン(フィンランド、フォード・フォーカス)は2位、3位はフランソワ・デュバル(ベルギー、フォード・フォーカス)だった。スバル・インプレッサのペター・ソルベルグ(ノルウェー)は2度のパンクなどでタイムをロスして5位、クリス、アトキンソン(オーストラリア)は6位だった。
ローブの強さは圧倒的。フィンランド、ドイツ、ニュージーランド、スペイン、そしてコルシカと勝ちっ放しの5連勝。どうにも止められない勢いだ。ライバルのヒルボネンも健闘しているが、SS13でパンク。2分34秒のロスが大きく響き、最終SSで同じチームのデュバル、J-M・ラトバラを抜いて2位に上がったが、今回もまたスペインに続くチームオーダーでの2位確保となった。
ローブは明るい表情で語る。
「町史はどんどん良くなっている。コルシカの勝利は大きい。全てのラリーで速く走れている。チャンピオンへはあと2点だ。日本でそれを取るつもりだ」
ヒルボネンはパンクがいかにも残念そう。「穴があったんだ。それがペースノートに書き込んでなかった」と話す。下見走行で気付かなかった穴に落ちてのパンクは、自らの失敗でもあり、悔しさをあらわにしていた。ラリー・ジャパンは10月31日から11月2日まで、札幌ドームでのスーパースペシャルで始まる。ローブのタイトル獲得は?ソルベルグ、アトキンソンのスバル勢は?日本のファンにとっては気がかりだ。
筆者:中島 祥和 筆者HP