Dakar2009 STAGE-13
Dakar2009はいよいよ終盤。フォルクスワーゲン・レース・トゥアレグのジニール・ドヴィリエ(南ア)、マーク・ミラー(米国)が第13ステージを終わって総合で1〜2を維持している。第13ステージは16日、ラリオハ〜コルドバ間の637`で行われた。最近の悪天候でコース予定地域が荒れたため、753キロの予定を短縮してのSSだった。
三菱のホアン・ナニ・ロマ(スペイン)は前日トラブルで遅れたため21番手からのスタート。ロマは4輪デビュー以来初、三菱としても今回のラリー初のステージ・トップとなった。
フォルクスワーゲンは前日、総合首位を快走していたカルロス・サインツ(スペイン)が砂丘の穴に転落してリタイヤしたこともあり、サインツにかわってシィに立つドヴィリエはリスクを避けペースを落としての走行だった。
3位にいるロビー・ゴードン(米国、ハマー)とドヴィリエの差は1時間27分、ロマとは7時間27分の大差があり、Dakarラリー初のディーゼル・エンジン車、フォルクスワーゲンの初勝利は目前となった。
「最後から2つ目のステージを3台のトゥアレグが走りきった。我々のゴールはステージで勝つことではなく、ディーゼル・パワーがDakarを制するという歴史的な記録を樹立することにある。最後のステージは確実に走ることだ。それこそが目的達成につながる」とフォルクスワーゲンのクリス・ニッセン監督は言っている。
最終ステージはコルドバからブエノスアイレスまでの792`。ブエノスアイレスをスタートし、パタゴニアからアンデスを越えてチリを走り、アルゼンチンに戻ってきた南米初のDakarラリーは17日に戦いを終え、18日の公式フィニッシュ・ラインを横切るセレモニーで終了する。
トラック部門で15位に入る菅原義正(日野レンジャー)はDakar史上初の20回連続完走の新記録達成が見えてきた。
筆者:中島 祥和 筆者HP