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Motor Sports
Paris-Dakar Rally 
ダカール2005:31日 第1レグ

 【バルセロナ・04年12月31日】砂漠の戦いが始まった。2005年ダカール・ラリー(通称パリダカ)は31日バルセロナ郊外の海岸で最初のスペシャル・ステージ(SS)6キロを行なった。三菱パジェロエボリューションに乗り、3度目の総合優勝を目指す日本の増岡浩は海岸に人工的に作られた大きなジャンピングスポットやギャップを安定した走りで乗り切り、初のSSを鮮やかにクリア。サハラ砂漠での戦いに向け自信の走りを披露した。
 今回のラリーは三菱が増岡、2連勝を目指すステファン・ペテランセル(フランス)の“2トップ”を中心に、1985年のパトリック・ザニロリ(フランス)以来、積み重ねてきた総合優勝を10度目に伸ばす狙い。
 日産は今回が優勝への4年計画の3年目。「3位以内に入らなければ4年目はない」とカルロス・ゴーン社長に“喝”を入れられての出場だ。フォルクスワーゲン(VW)も、砂漠用の新型4台と有力ドライバーをそろえて“打倒・三菱”の意気込み。プライベートだが優勝経験を持つベテラン、ジャンールイ・シュレッサー(フランス、シュレッサー・フォード)もいる。
 パリダカが始まってから27年目は、かつてないホットな戦いが約束されている。サービスカーを加えると695台がエントリー。パリダカ史上最大となったラリーの一隊は05年元旦にバルセロナを出発。グラナダに向かい、2日にモロッコ入りして砂漠の戦いに突入する。 

車検を終わり、自信のサインで増岡はダカールを目指す
車検を終わり、自信のサインで増岡はダカールを目指す

 増岡「前半はじっくりと車やライバルたちの様子を見て走ります。モロッコを抜け、モーリタニアへ入った頃からが勝負です。各ワークスが力を入れているし、シュレッサーも狙っていますから、前半から激しい争いになると思います。自分のペースをキチンと守ります。5,6日頃から休息日(9日)をはさんでの1週間がヤマ場になると思います。それまで無理をしないで一気に勝負です」

「今度こそ、結果を出す」と片山右京(右)と荒川大介ナビ)
「今度こそ、結果を出す」と片山右京(右)と荒川大介ナビ)

 片山右京「今回は落ち着いて、結果を出すようにします」


○…増岡浩(三菱パジェロエボリューション)が31日朝、ヘルメットを盗まれた。
 ドライバー、コ・ドライバー以外はごく限られたオフィシャルしか入れないパルクフェルメ(車両保管所)での出来事。前日の車検を終わって保管。朝、SS1に出場するため車に入ったところ、ヘルメットがなくなっていたのだ。予備のものを使って走行。2位のタイムでまずは一安心だが、ヘルメットを盗まれた人は他にもいてアリ・バタネン(フィンランド、日産・ピックアップ)のナビも、盗難に遭って大騒ぎとなった。ラリーでは最も厳重な監視のあるパルクフェルメでの盗難事件は、ドライバー、コ・ドライバー、限られたオフィシャル、警備員などに疑いがかかるとんでもない事件だった。

筆者:中島 祥和



■総合成績(暫定)【第1レグ終了時】

順位 ドライバー       車両               タイム
1  R・ゴードン       フォルクスワーゲン・トゥアレグ  4分20秒
2  増岡 浩        三菱パジェロエボリューション     2秒
3  G・ドゥビリエ     日産ピックアップ           3秒
4  B・サビー       フォルクスワーゲン・トゥアレグ    5秒
5  L・アルファン     三菱パジェロエボリューション     8秒
6  J・クラインシュミット フォルクスワーゲン・トゥアレグ    10秒
7  A・バタネン      日産ピックアップ           12秒
8  C・マクレー      日産ピックアップ           14秒
9  S・ペテランセル    三菱パジェロエボリューション     15秒
10  J−M・セルビア     シュレッサー・フォード        17秒
   N−S・アルアティヤ   BMW・X5               17秒

 2位以下はトップとの差



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