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ル・マン24時間:予選

 伝統の自動車耐久レース、ル・マン24時間はパリ南西約200キロのル・マン市にあるサルテ・サーキットで開催される。スタートは14日午後3時。スタート順位を決める公式予選は、12日午後昼、夜の部の2度に分けて行われ、プジョー908Hdi-FAPがトップ3を独占。4,5位にアウディR10TDI、ローラ・アストンマーチンを挟んでワークス・アウディが続くプジョーVSアウディの対決となっている。
 アウディはここ4年間連勝。過去8年間で7回勝ち、昨年はル・マン初のディーゼルエンジン車で勝利を掴んでいるが、今年はプジョーの躍進でその座を脅かされつつある。
 予選は1回目にプジョーのステファン・サラザンが3分18秒513で昨年アウディのアラン・マクニッシのマークしたタイムを約9秒短縮する快走で最高タイムをマーク。昼、夜ともにプジョーはトップ3のタイムをマークしている。
 4番手で予選を終えたマクニッシは38歳のベテランらしく落ち着いたコメント。
 「今年のル・マンシリーズと同じ図式だよ。プジョーはワンラップには強い。しかし、ラップタイムを縮めていることにおめでとうを言うよ。ただ、我々(アウディ)はプジョーと予選を争うのではない。予選セッションの間、レースのセットアップに力を注いできた」
 バルセロナ、モンツァ、スパと転戦した今シーズンのル・マンシリーズでは、いずれもアウディが勝っている。ポールポジションのサラザンも「ラップタイム差が6秒以上あれば状況は異なるが、そうではないので長いレースでは燃料補給、タイヤの状態などでかなり接近したレース−になりそうだな」
 1回目の予選でトップのサラザンとマクニッシは約5秒5差。2回目になると3秒3で確かにそう差はない。平均時速247.16`が予選最高時速だった。シケインが設けられコーナーが増えていてこの速度。夜をついて走るル・マン24時間は、スリリングであると同時に見る方ですら疲れる。
 なお、日本からは林みのるさんが主宰する童夢からドーム・レーシングのドーム・ジャッドで片岡達也、立川祐路、伊藤大輔、チーム・テラモスで寺田陽次郎、高橋一穂、加藤寛規、東海大プロジェクトで鈴木利男、黒沢治樹、景山正美が出走する。ドームは8番手からの好スタートとなる。

筆者:中島 祥和 筆者HP






プジョー908Hdi-FAP


アウディR10TDI



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