第6戦 モナコGP
2010年F1グランプリ第6戦、モナコGPは16日モンテカルロで行われ、レッドブルのマーク・ウェーバー、セバスチャン・ベッテルが1〜2フィニッシュ。3位にはルノーのロベルト・クビカが入った。オーストラリア出身のドライバーがモナコを制したのは1959年のジャック・ブラバム以来となる。ウェーバーは2連勝、F1キャリアで4勝目を挙げてドライバーズ選手権でトップに立った。
ポールポジションからスタートしたウェーバーは、クラッシュなどで4度に渡ってセフティーカーの入る荒れたレースを確実に走り、同チームのベッテルを0.4秒抑えてゴールしている。レッドブルは今期6戦して1〜2フィニッシュは2度目。昨年モナコを制したジェンソン・バトン(マクラーレン)は3周でエンジントラブルで煙を吐いてリタイヤした。
レースは最初の周回でウィリアムズのニコ・ハルケンバーグがトンネル内でクラッシュし、セフティーカーが入った。このときをとらえて前日の最終予選でクラッシュし、ピットスタートとなったアロンソは素早くタイヤ交換。最後尾スタートとなったハンディを一気に取り戻した。最後の周回に入る最終コーナーでセフティーカーがコースから出るタイミングで7位にいたミハエル・シューマッハ(メルセデス)に6位のポジションを奪われたが、シューマッハに違反があったとしてスチュワードは20秒のペナルティを課し、アロンソは6位、シューマッハは12位に落ちた。メルセデスはシューマッハに違反はなかったとして抗議している。
セフティーカーは31周目にも動いた。カジノ・コーナーでルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)がスピン。75周目にはヤルノ・トゥルーリ(ロータス)とHRTのインド人ドライバー、カルン・カンドホックが低速コーナーのラスカッセでぶつかり、残り3周でセフティーカーが入る事態となった。これがシューマッハ、アロンソの競り合いを生み、シューマッハのペナルティを招いたことになる。小林可夢偉(ザウバー)は52周でリタイヤしている。
筆者:中島 祥和 筆者HP