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Motor Sports
Fomula 1 
ホンダF1撤退

 F1グランプリに出場してきたホンダ・チームが2009年から撤退する。5日午後に東京・青山の本田技研本社で正式発表した。
 英国のBBCは、ホンダは撤退する方針を決めたが、3件の買収引き合いがあると報じた。

 ホンダはフェラーリ、トヨタと共にF1参戦に対して5百億円前後を投入しているが、この春にはスーパー・アグリへの支援を打ち切り、アグリ・チームは撤退している。
 深刻な世界不況を受けてホンダの販売台数も大きく減少。F1に大金を投ずることは、株主の同意を得られないばかりか、会社の経営にも影響すると判断した。既に国内生産拠点でも人員整理を発表している。
 ホンダの撤退でF1参戦台数は18台(9チーム)に減る。また、幾つかのスポンサーの撤退も噂され、巨額のF1マネーの飛び交うグランプリにも深刻な不況の影響を受けることになる。
 ホンダの福井社長は「フィットより軽く燃費効率の良い車など、新時代の車開発にF1の技術スタッフを投入していく」と語っている。ホンダの他にもアウディが連勝しているル・マン24時間レースへの新型車投入を中止。ユーザーサービスに切り替える方針を発表している。

 F1の他のチーム、スポンサーに影響を与えるだけでなく、危機打開にホンダが2度の参戦休止を経て復帰した現在の活動を「休止ではなく撤退」と表明したことは、WRC、パリ〜ダカールなどへ参戦している赤字メーカーに対しても大きな影響を与えることになりそう。
 ことにWRC参戦チームはスズキを除き、赤字がかさみ苦しい情況にある。アウディのル・マン撤退も加わって、モータースポーツ界は「巨費の無駄遣い」「遊びに金を遣うな」という株主からの圧力が厳しくなると見られる。

筆者:中島 祥和 筆者HP









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