アグリF1暗礁へ
スーパー・アグリ・F1チームは2006年シーズンの参戦が困難になった。FIA(国際自動車連盟)は1日、来シーズンのエントリーを発表したが、同チームの名前はなかった。
FIAのスポークスマンは「2006年参戦の申請が拒否されたことを通知した」としている。同チームの鈴木亜久里代表は「参加登録に関する手続きに不備があった。FIAとも協議の上、参加登録申請をやり直すことにした」とコメントしている。
申請を拒否した理由は明らかにされていないが、新たに参戦を希望するチームは4800万ドル(約55億円)の保証金を支払わなければならないが、そのギャランティーがされていなかったとする報道もある。
スーパー・アグリ・F1チームはホンダ・エンジンを使用、技術的な支援も受けて運営する計画で日本人ドライバー、佐藤琢磨と若手日本人の起用が噂されていた。
保証金のほかに同チームは「自分のチームでデザイン、製作したシャシーを使う」というF1チームの決まりにも抵触する要素を持っていた。同チームは自製のシャシーが完成するまでの数戦、旧アロウズのシャシーを改良して参戦することを提案していた。なお、同チームが再申請した場合、全参戦チームの承認が必要となる。
筆者:中島 祥和 筆者HP