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●お馴染み、チーム・モタモタでの参戦
このレースは今回で22回目となった。自動車雑誌などのメディア対抗のレースで、一部、プロドライバーも助っ人ドライバーして参加可能。ただし、助っ人ドライバーはトータルで50分しか運転できない。
今年もチーム「モタモタ」はラジオ番組ザ・モーターウィークリーからのエントリー。助っ人なしながら布陣は強力なメンバーとなった。
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InterFM
毎週日曜日 19:30〜20:00
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ラジオ番組のコメンテーターがメインで、まずはニュルブルックリンクの耐久レースでも活躍するモータージャーナリストの桂伸一選手に加え、燃費走りピカイチでしかも速い石井昌道選手。
その他に異色のドライバーとの組み合わせ。五十嵐光男さんはNISMOのレース大好き人間。長年ロードスターレースに参加するベテラン。
五十嵐選手と対照的なのが、昨年のロードスター4時間耐久レースにピックアップされた新人西山猛選手。なんと4輪レースは昨年が初めて。だが、ジムカーナの学生チャンピオンなのだ。昨年はチームドライバーに引けを取らない走りで見事に走り切った実力を秘めている。そして私津々見 友彦の5名で参加。
レース全体の予算縮小のため、練習時間はレース当日のわずか30分。4人で数ラップづつの慌ただしい練習だ。
私は1年ぶりの筑波サーキットとロードスター。乗りやすいライトウェイトスポーツカーとは言え、クルマの挙動に馴れる前に自分の時間が過ぎてしまった。やはり事前に走って置きたかったと少々後悔。
●予選
アタックは桂選手。ポールポジションの自信を持ってコースインしたものの、意外や周りが速い。と、云うより微妙にストレートが伸びないのだ。1分11秒049がベスト。彼の腕をもってすれば軽く10秒台に入る筈。やはり直線の速度がどうも・・・。トップのレブスピードロードスターの1分09秒923に比較すると遅れてしまい、14位と珍しく低迷。
●タイムハンディ
レースは津々見がスタートドライバーとしてトップで走ることに。チーフメカニックはGTレースでも大活躍の河野さん。90リッターの燃料をいかに上手に使うかがミソ。その燃費計算からチームの作戦まで綿密に指示してくれる。今年は燃費計算のスペシャリスト、渡辺さんが都合で来られず、すべて河野さんの指示が頼りだ。
実は我々は大きなハンディを背負っている。昨年3位に入賞したために、2分間のピットストップのハンディがかけられていて、苦しい戦いになりそうだ。
●ローリングスタート
従来のスタートはル・マンスタート。コースの反対側から走り、マシンに飛び乗りスタート。が、昨年、スタート直後にスピンし他車と接触するアクシデントがあり、今回はローリングとなった。私は大賛成。ル・マンスタートはやはりリスクが大きい。
従来はルマン同様、16:00のスタートだが、今年は節電のためにスタート時間は14:00に繰り上がった。ローリングでスタートが切られるや、第1コーナーは大混戦となった。3列ぐらいのまま進入。だが、みんな上手に接触もなく、そのまま第1ヘヤピンに。ここでもコース幅一杯に並んでの通過だ。とにかく接触のないようにギリ、ギリで走り抜ける。
河野さんからはエンジン回転は必要なら6500回してもいいと許可が出ている。が、4.4km/lの燃費は守るようにとの指示。
燃費計を睨みながら、しかもノーズツーテイルの大接近戦。河野さんからは「燃費を知らせてぐたさい」との電話連絡をうけながらのドライビングは忙しい。
それでは、少しづつアタックし、追い越しを。ただ、微妙にトップエンドでスピードが伸びずなかなか抜くのに苦労する。
第1コーナーでアウト側に並ぶがそこからもう少しで伸びきれない。
ミラーを見ていない左のマシンが寄せてきて軽くノーズとテイルが接触。大接戦の混戦ではやはり慣れが必要なので慣れない新人ドライバーを責められない。
●大混戦のワンメイクレース
ところで、周囲のドライバー達はとても上手い。簡単には抜かせて貰えない。ジリジリと地道に抜くしかなく、ワンメイクレースの辛さがある。同じ性能なのでまるで磁石のように各車はつながり、抜くのは至難の業。ストレートでは横に並ぶが次のコーナーまでに前に出られず結局その繰り返し・・・。これではラップタイムが前のマシンのペースのままだ。ピットの河野監督に「このままではタイムが出せない、前の集団とは離れたいのでピットインして2分間のハンディを消化したい」と呼びかけるが、「津々見さん、今のペースは良いのでそのまま走ってください」とのこと。どうしても前のマシンのペースになってしまうが、抜けない自分が情けない。
だが、やはりレース楽しい。マシンをタイヤを限界まで引き出し路面に合わせて最高のパフォーマンスで走らせるのはとても難しいが、それをステアリングとアクセル、ブレーキの微妙なコントロールで思い通りに走らせた時は快感だ。バランスの良いロードスターは手軽な素材と云える。
曇りだった天気なのだが、意外に暑い。ドリンクは飲み干ししてしまい全身汗だく。走行経過45分少し前にやっとピットから連絡。「津々見さん次ピットイン、そして2分間停車です。
この時、4位でピットインし、2分のハンディストップをしてから再度ピットインし桂君にドライバー交代。
●時折雨が降る難しいコンディション
2分の停車で桂選手は遅れを取り戻そうと奮闘。しかし時折雨が降り出し、滑るリタイヤをなんとカウンターステアーで抑えながらの苦しいレースとなった。それでも12位まで順位を上げる。
途中、コースアウトしたマシンのためにセーフティーカー走行があり、ペースは遅くなるものの、燃費にあまり気を遣わなくてもよくなり、エンジンを回せるようになるのはありがたいが、他のチームも同じ条件だ。
その後は燃費ドライビングの得意な石井選手が安定した走りを見せ、またルーキー西山選手もウェット路面ながら見事に乗りこなし、五十嵐選手は最後のパートでウェット路面の荒れたコースを丁寧な走りで無事にゴールまで導いてくれた。
チームモタモタは14位でスタートし、途中2分間のハンディでストップしたにも関わらず、最後には12位でゴールが出来た。5人のドライバーのレベルが高く安定していた結果だ。
最後に今年も素晴らしいチームを提供して頂いた「ザ・モーターウィークリー」のオーナー五島祐氏とチームクルーの皆さん、見事な作戦を立てた河野監督とメカの皆さん、そして楽しいロードスターを提供して頂いたマツダさんに感謝いたします。来年こそ優勝を目指して頑張ります。
| 予選 | 14位/23台中 1分11秒049 |
| 決勝 | 12位 |
| 周回数 | 170ラップ(トップ差 3ラップ) |
| レース時間 | 4時間1分21秒093 |
| ベストラップ | 1分13秒065 |
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