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第18回ロードスターメディア対抗4時間耐久レース

第18回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース(2007年9月15日 津々見 友彦)

 

レース当日は、マツダのフェスティバル。懐かしい旧車や、ル・マンの優勝マシンも飾られ華やかなパドックとなっていた。

左がチームモタモタ、右がカタマランiTCOMチーム。兄弟チームだ

津々見の新しいツーリングカー用ヘルメット。アライGP-5WP。バイザがカッコ良く、しかも安全性が高いのでお気に入りだ。

平井選手がコースイン

予選アタックに出る桂選手

レース前、しっかりゆすって、ばっちり満タンにするチームクルー達

スターティング・グリッドでル・マンスターの練習をする桂選手と津々見。このときはシートベルトの差込は手際が良かったのだが・・・

スタート前の01号車、桂選手と津々見

スタート前の01号車、モタモタロードスター

レース後半、やっと10位まで浮上、後4台で入賞

最後の追い上げを必死で見守るチームメイト。がんばれ!もうすぐ6位入賞だ!

6位入賞のゼッケン01号車

レース直後のロードスターメーターパネル。燃料はゼロを示し警告灯が点灯している。

6位入賞表彰式。右から、ピーターライオン選手、山本監督、国沢選手、桂選手、津々見

 2007年9月15日、筑波サーキットで恒例の各自動車雑誌などメディアチームが競う4時間の耐久レースが開催された。
 マツダの後援により、「人馬一体」のスポーツカー「新型ロードスター」によるレース。エンジンは2リッターのまったくのどノーマル。ただし、サスペンションは強化されている。固められたサスと軽量なボディで楽しいサーキットの走りが出来るのがロードスター。このレースでまた特徴的なのは使用燃料が90リッターに制限されているため、少なくとも4.2km/lで走らねばならない。普通に全開走行では3km/l台なのだが、スピードを出しながらしかも燃費走行が必須と言う今の時代に即したレギュレーションだ。それだけにドライバーの腕が要求される。

●史上最強のチームローガン
 今年から「チームローガン」はロードスターレースに数年前から参加している「カタマランiTSCOMロードスターチーム」の兄弟チームとなった。ラジオ番組の「ザ・モーターウィークリー」のオーナーが五島祐氏に変わったためだ。
 で・・・「チームローガン」は「MOTORモーター」に変更になった。通称「モタモタ」なんだか、“名は体を現す”なのかと、ちょっと嬉しいような嬉しくないような・・・。(笑)
 で、今年はチーム体制がガラリと変わった。チームオーナーは五島祐氏、監督は山本監督。ドライバーは老眼の津々見と、若いが、最近老眼が進んだエース桂選手はそのままだが、心強い助っ人に、モータージャーナリスト界では「口も立つし腕も立つ」ご存知国沢光宏氏、それに外国人ながら「美しく正しい日本語」を話すモータージャーナリスト、ピーターライオン氏、そしてロードスターレース参加のジェントルマンドクター、平井彰氏と超豪華メンバーとなった。

●アイメトリクスのサポート
 恒例のオフィシャルチームサポーターは「アイメトリクス」。我々「老眼」ドライバーには力強い助っ人だ。強化プラスチックで軽く、更にドライビング中に万一の事故があってもガラスのように細かく割れることなく、安全性が非常に高い。ドライバーのためのメガネにはお勧めだ。
 実際、自転車の荷台に荷物を載せているときに、ゴムひもが外れて金具が左目に激しく当った時も見事に目を保護してくれ、その時は「神様、アイメトリクス樣、ありがとう」と本当に感謝したものだ。
 今回はフルフェース用にまた特別な「アイメトリクス」を発注した。勿論、自腹です。(笑)

●ポールを目指して
 予選は張り切る桂選手に託した。何しろ昨年は予選2位で、スタート後は第一コーナーを先頭でパス。華々しいレース写真を我がチームマシンが飾ったのだ。
 悠然とコースイン。他のチームマシンがぎんぎんと速度を上げて10秒台で走行。
 我がアタッカー桂選手はじっくりとタイムを12秒から11秒台までアップ。いつもは2ラップ目にはベストを出すのだが、今回はじっくりだ。 もうすぐ、行くぞ、行くぞ!とピットでは応援するものの、なんと予選時間は終わってしまった。全員“???”の雰囲気。
 帰って来た桂選手。渋い顔で「ぜーんぜんスピードが乗らないよ!タイヤの空気圧をミスったみたい」どうやら、空気圧が低くすぎグリップは高いがストレートの速度が出なかった様子だ。
 で、15位のタイムは「1'11.150」、ちなみにポールは「1'10.305」で速い。

●ル・マンスタート
 レースのスタートはル・マン方式。マシンの反対側から駆け出し、マシンに飛び乗りエンジンスタートで走り出す。で、スターティングドライバーは私、津々見だ。誰かが、「津々見さん走れるかな?」なんて聞いていたが、桂選手「だ〜いじょうぶ。普段自転車で鍛えているから、我々より元気だよ!」と言ってくれた手前、頑張って走らねばならない。
 スタートフラッグとともに、駆け出した。転ぶと恥ずかしいが、遅れるともっと恥ずかしいので、これは頑張った!負けてない。
 ロードスターのドアを開け、シートに飛び込む。シートベルトを掛ける。アシストは桂選手がロックをはめることになっている。実はフルフェースのヘルメットは手元が見えない。なので、どうしてもアシストは必要だ。だが・・・・。私の腹の上で手だけがごにょごにょ動くだけ。どうやら桂選手、サングラスを掛けたのでうまく見えないらしい。やっとカチン!とシートベルトが閉まったのはかなりの時間が経てから。回りのマシンは殆どが第一コーナーに消えた後で、ビッケ状態。お〜。神様!
 まぼろしのトップを求め筑波サーキットに挑んだ。チーフメカニックからは燃料を持たせるため、1,2速は6,000rpm、それ以外は5500rpmまでと厳命されていた。それを守りながらテイルエンドからアタック。20位から徐々に順位を上げて行く。最終コーナーでは目の前で1台がスピン。きわどく避けて難を逃れた。そのおかげてもあり、11位まで上がり、ピットインし、平井ドライバーと交代。さすがロードスターに乗りなれていてそつなく走り13位で、ピーターライオン選手と交代。ピーター選手はロードスターレースの常連で腕を上げて来ている。安定した走りで11位で国沢選手と交代。 チームメカからの指示でエンジン回転は常時6,000rpmが許される。燃料が持ちそうだ。ペースを上げて快調に走るがうまい走りだ。

●手に汗握る最後の劇走、そして念願の! 
 レースは終盤に。11位で安定して走った国沢選手からいよいよ、チームエースの桂選手に最後の望みが託される。エンジン回転はフリーとなり、アタック走行。12秒から11秒台での劇走。残り時間は20分を切る。先頭チームもなかなかしぶとい。上位にいた「ホリデーオート劇走ロードスター」がついに燃料切れで停止。または速度が落ちだす。10位から9位へとランクは上がるが。今一ペースが上がらない。桂選手の最後のドライブのために、我々は燃料はしっかりと今回は残した。全開、もっと行け! ピットから指令が飛ぶ。11秒294のベストは出たが、それからが伸びない。入賞は6位まで。まだ届かない。もう少し!後5ラップ。8位まであがる。そして残り2ラップ7位。あと1台で入賞・・。なんとかがんばってタイムアップを。
 後で桂選手の話では、ガスは残っていたが、タイヤが消耗していてグリップしなく辛かったとのこと・・。と、前を走る「週プレ自動車部ロードスター」がついに燃料切れで脱落!自動的に我々は6位に浮上!「うあ〜!」とピット内で歓声が沸きあがる。念願の入賞。

●新兵器カーチップ
 実は昨年もエンジン回転規制をしたが、それでも最後に燃料がなくなってしまった。
 今回は慎重にも慎重を期したので燃料は充分に余った。そしてドライバーが確実にエンジン回転を守るように「巳之助さん」に借りた「カーチップ」を取り付けエンジン回転の管理をしたのだ。
 これはエンジンのダイアグノスジャックに刺すと、エンジン回転やアクセル開度など必要なデータが後からパソコンで確認できる優れもの。ドライバーはガッチリとエンジン回転を管理されているので無理できない。大いに役にたった。「巳之助さん」ありがとう。

●来年こそ
 今年は念願の入賞が出来た。来年はいよいよお立ち台中央。今回のメンバーならその夢は果たせそう。是非アタックしたいものだ。




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