
桂伸一選手

北畠主税選手

北畠蘭知亜選手

アイメトリクスと言う強い味方がついている津々見選手。

広島のまさひこさんとインターネット接続で燃費管理するまどらぁさんとアキュラ君。後ろでは渡辺監督も心配気味。

そうやって走るのか? スタート前にゲームマシンで研究する、左から堀江編集長、飯田章選手、北畠父、桂選手、ドライビングするのは北畠蘭知亜選手

今回は優勝だ。明るい選手と渡辺監督。

前には1台だけのスターティング・グリッドは久しぶり。

あのね、最終コーナーは4速でね。うむうむ・・。桂選手と北畠選手。

ドライバー交代シーン。

後何分、燃料はもつの・・? ハラハラドキドキ渡辺監督

いや〜、まいったまいった。この次だね。レース後の桂ファミリー
| ●ユニークなレギュレーション
メディア対抗レースだけに、レギュレーションもユニーク。 1チームの編成は4または5名のドライバーとなるが、その中には副編集長以上、又は女性ドライバーがいなければならない。 私は、Car Worldの編集長ならびにラジオ番組「ザ・モーターウィークリー」の副編集長でもある。 4時間で使用燃料は90リッターのみ。 昨年は110リッターの燃料が認められていたが、実はレース後かなり余った。レース中に「セーフティーカー」が入り、スロー走行時間が長かった理由もあり余ったもの。 だが、今年は大変だ。リッター4.3km/l以上の燃費で走らないとゴール出来ない。綿密な燃費管理が要求される。
●あの人も遂に老眼に! さて、我々「チーム・ローガン」は、その尚通り、“老眼”でなければならない厳しい掟がある。 だが、嬉しいことに、このモータージャーナリスト業界のシューマッパこと、「桂伸一」選手もついに寄る年波にはかなわず「老眼」になってくれたのだ。 新しいチーム監督渡辺慎太郎の触手が素早く動いたのは言うまでもない。彼を「助っ人ドライバー」として即座に高額な「筑波サーキットドライバーシュミレーター」の無料使用を条件に契約を果たした。 次に渡辺監督が目をつけたのが北畠親子。モータースポーツカメラマンとして業界では長老的なポジションになりつつある北畠主税さんとそのご子息、蘭知亜(ランチャ)君(父親が大のイタ車好きなのがバレてしまう)。ヨチヨチ歩きの時以来初めて会ったら何と好青年になっていたのには驚いた。 実は、北畠親子、大のクルマ好きでレース好き。何と、ロードスターのパーティレースに二人で参加している経験者。喉から出が出るほど欲しい人材だ。ただ、北畠父は既に“老眼”なので参加資格はクリアーだが、息子のランチャ君は眼鏡を掛ける近視だが老眼ではない。 だが、「チーム・ローガン」の規約書をよく読みなおすと、「本人または近親者に老眼持ちが居ること」と、なっていた!まさに地獄に仏!ありがたくチームに参加して頂いた。
●チームの助っ人「アイメトリクス」 チーム・ローガン必須アイテムの眼鏡だが、野球の古田選手愛用で有名な「アイメトリクス」社から今年もオフィシャルスポンサーとしてサポートして頂いた。マジな話し、私は20数年前からアイメトリクスを愛用している。先日もフルフェス用の耳フック部分をストレートにしたスペシャルを作ったばかり。スペアを含め3個のアイメトリクスを愛用しているのだが、「軽量で、フィット感がよく、しかもプラスチックレンズなので事故の際の安全性が高い」のが気に入っている理由だか、デザインがいいのも使っている理由だ。 勿論、遠近両用を使う。
●27チームの参加 今年はCG、オートスポーツ、TIPO、カートップなど、オーストラリアチームなど常連チームが参加しているが、桐島ローランドさんが走るAheadチームなど新しいチームも増え激しいバトルが予想される。
●インターネットを駆使、燃料管理バックアップチーム 昨年に引き続き、広島から「まさひこさん」が綿密な燃費管理計算をする。彼の計算は過去の数々の燃費レースでその正確さが実証されている。一昨年のロードスターレースでも、正確に残り3リッターを予測してピタリと当っていたのだ。ピットでは「まどらぁさん」さんと「アキュラさん」がラップタイム、レース進行の情報を送受信しチームに伝えてくれる。 3人ともモータースポーツ大好き人間。サーキット走行が趣味なのだ。
●流石、シンマッハ、見事に予選2位を獲得、しかも0.04秒差! 予選は桂伸一こと、“シンマッハ”選手がアタック!尚、彼はレギュレーションの特別な枠で予選アタックが認められたもの。 スムーズかつアグレッシブな走りで、たちまちラップモニターのトップに表示されるや、ピット内興奮のるつぼ。ひさしくチーム・ローガンにはない興奮の歓喜だ。 だが、伏兵あらわる。「REVxR&Sロードスター」の中谷選手が1分9秒441でトップ。我がローガンロードスターは僅か0.048秒遅れの2位に甘んじた。が、ローガンチームとしては久々のフロント近くのスターティング・グリッドだ。
●レース前にピットで練習 何と、チームローガンでは筑波サーキットの練習のためにピットにアーケード仕様のレーシングシュミレーター。 早速、桂選手や飯田彰選手も興味津々でトレーニングに励んでいた。
●クリーンスタート! 4:00きっかりにマツダの金澤重役の振るマツダの社旗で、一斉にル・マンスタートが切られた。 スタートドライバーは桂選手だ担当。コクピットに飛び込むと、北畠ランチャ選手がベルトのサポート。スッといち速く誰よりも飛出しのは我が「ローガンロードスター」だ! うあ〜。ピットから物凄い歓声。今までになく燃えるピット応援団。 ぶっちぎれ!
 |
 |
燃費担当、まさひこさんからは次々にインターネットで司令が飛ぶ。15分間は飛ばせ!制限なくエンジンも回して良い。桂選手の猛進撃が続く。コンスタントに11秒台の好タイムでトップを逃げる。 とにかく後続を出来るだけ離して後半の走りを楽にする燃料担当の作戦だ。 だが、執拗にオートスポーツやホリデーオート、それにCG、オーストラリアチームも追撃してくる。 ピットでは全員がハラハラドキドキ。ラジオのパーソナリテーの三代チームマネージャーの黄色い声が響く。今までのローガンチームとしては始めての興奮状態が続く。
●いよいよ出番! トップのまま、桂選手がピットに飛びこんで来た。私津々見が第2パートを受け持つ。しっかり磨いたアイメトリックをかけ、コースに戻る。エンジン回転は押え気味に、それでも1秒でも速く走らねばならない。今年のロードスターはタイヤをグリップの良いBS、RE01Rと交換されまさに“人馬一体”。気持ちよく走れるが、イコールコンディションのロードスターのバトルは難しい。とにかくロスのないスムーズな走りが求められる。 順位は現在3位。
●パニックとなるピット 私のパートの後は、北畠父と交代。そして20リッターの燃料補給。 更に北畠ランチアと交代してレースが続く中、突然渡辺監督が「アッ消えた!」と声をあげる。燃費担当のまどらぁさんも真っ青。実はコントロールセンターから提供されているラップモニターが急に動かなくなった。 チームの燃費管理は全てこのラップモニターのデータを利用していたので、作戦が全く立てられなくなったのだ。 広島の燃費チームからも、インターネットでラップ数を知らせろと矢の催促。その後復帰したのだが、どうもデータがあやふやになったしまった。
●優勝間近! 各ドライバーのパートをこなしいよいよ、最後の追い上げは再度桂選手。 燃費チームからは11秒台の走行許可が出て、ゴールに向けてのラストラン。後50分の頑張りだ。 現在3番手。2位に毎ラップ1秒の差で追い上げる。ピット内ではまたスタート時と同様の歓声が響きハラハラドキドキが始まった。この時、トップ走行中のホリディーオートロードスターが脱落。またCGロードスターも脱落。自動的に我々はトップに立った。うあーいよいよ優勝だ。長年待ったこの感激の一瞬が我々にもやってくる。もつ?燃料は? 渡辺監督から、「燃料はもつの?」 広島からは「10分前に赤ランプがつくまで追い上げて大丈夫」との連絡。 上位集団がが続々と脱落しはじめた。その時、ゴール20分前に「赤ランプが点灯!」悲痛な声が監督宛に桂選手から連絡が入った。 「エッ!」そんな・・・。早すぎる!10分早い。熱く盛り上がったピットがシーンと静まった。 「よし、2000rpmで、流そう」監督が叫んだその時、「止りました。バックストレッチだが、もう動けない!」桂選手からの弱々しい連絡。この瞬間にチームローガン初の優勝の夢は散った。ラップモニターの停止ですっかり作戦が狂ってしまったが・・・。でも、楽しかった。一時は表彰台の姿を夢見たのだから。来年こそ!チーム一同固く誓ったのだ。
|