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ショートコラム
3月のコラム:VWゴルフトゥーラン
 先日、VWのゴルフトゥーランをドライブして来ました。
 ゴルフのGT-TSIに搭載されている1.4リッターで170psのツインチャージャーを搭載した3列シートのMPV(Multi Purpose Vehicleの略語、ミニバンまたはワゴン)です。
で、エンジンはともかく、やはり注目したいのは6速のDSG(Direct Shift Gearbox)です。
 従来はGTIなど、究極のスポーティーカーにのみ搭載されていましたが、MPVに搭載されたのはやはり、このミッションがイージードライブと燃費を両立させているからだと思います。
 Dレンジで発進させるとスムーズにクラッチをミートさせ、全くのショックなく次々にシフトアップしてくれ、快適ですし、ステアリングのパドルにタッチした時からマニュアル・モードになり素早くシフトダウンやシフトアップが出来るのも小気味いいですね。特にシフトダウンの時には、アロンソもびっくりするぐらいの見事な中吹かしで、回転を合わせてからクラッチミートさせるので、これもスムーズなシフトダウンで小気味よく、ナチュラルにシフト。お見事です。
 あまりに、そのエンジン回転の合わせ方が上手いので、感心しましたが、コンピューターが予定回転数になるように、回転が高過ぎると予測される時には、イグニッションをカットして回転を制御するのだそうです。

 このようにとても優れたミッションなんですが、全く不満がないかと言うと、実はT字路などで一時停止した後、流れに割り込もうと急発進する時に、ちょっとワンタイミング待ちます。出ようと、思ったタイミングで一拍出そこなう時が時々あります。と、言うのはあくまでもスムーズにクラッチミートさせるために穏やかに発進させているらしいんですね。
 普通の走りではとてもスムーズなのですが、急発進などアグレッシブな走りではちょっと物足りないです。で、こんなときには多少ショックがあっても急発進してくれる“スポーツモード”もあってもよいのではと思っています。
 とは言え、燃費の良さとスポーティーな走り、それにイージードライブも楽しめるとても優れたミッションだと思います。VWでは今後もこのDSGをどんどん展開するみたいですが、楽しいのでハマリます。
 AUDI TTにも使われていますが、国産車にも欲しいミッションです。
筆者:津々見 友彦 Update:2007/3




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