| 2月のコラム:デリカD:5とクロスロード |
デリカD:5が発売されたすぐ直後にホンダから“クロスロード”が発売されました。面白いのはどちらも“SUV”と“3列シート”言うキーワードでくくれるところです。
“D:5”は、SUVとミニバンとのクロスオーバー。ミニバン系SUVとでも言えますが、“クロスロード”はSUV系のコンパクトミニバンですね。
いずれのクルマも圧倒的な特徴を備えていて、他に競合車が少ない点でも特徴です。
デリカは前々からの伝統で、4WDの威力でオフロードの走破性を誇っていましたが、更にオンロード性能を高めて、走りが洗練度を増しました。
一方、“クロスロード”はFFと4WDの両方があり、幅広いユーザーを狙っていますが、ハンドリングがとてもいいんです。
スポーティーな走りが良い・・と、言う意味ではなく、SUVらしく落ち着いた操縦性なんですが、その挙動が綺麗なんですね。動きがスムーズなんです。シャシーの技術が進んだのだと思いますが、エンジニアの方にお聞きすると、三菱さんでもホンダさんでも、“異口同音”なのが、“シュミレーション技術の進歩”を挙げていました。
コンピューター上で、シャシー剛性から、音の伝播のシミュレーションまで出来るので、どこをどうすれば剛性アップになるのか、音を小さく出来るかなど、直に出来るようになり、合理的な設計が出来るようになった・・。とのことでした。
シュミレーションのソフト屋さんが、今や世界の工業を支えているのですね。
さて、メーカーのスタンスで、同じようなキーワードにもかかわらず、こんなにクルマの形が違うところが面白いですね。
シーズとしての発想は同じところにあっても、育てているうちに違う方向に育つ。なんてところが面白いですね。メーカーさんの体質やスタンスが出てきますね。
それにしても、日本国内では登録車の販売台数が年々低下していますからメーカーさんは一層、このようなニッチなところに少しでも食い込んで行き、ユーザーがどうしても買わずに居られないようなクルマ作りをする必要があるので、大変ですね。
でも、我々ユーザーにはそれは待ち遠しいです。つい、お金を払いたくなるようなクルマを是非出して欲しいですね。
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