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アウトライン開発者よりデザインメカニズム試乗記購入ガイド

R2

松下 宏
松下 宏
<購入ガイド>

 スバルR2のバリエーションはシンプルで分かりやすい構成になっている。基本的には搭載エンジンによってグレードが分かれ、SOHCエンジン搭載車がi、DOHCエンジン搭載車がR、DOHC+スーパーチャージャー仕様エンジンの搭載車がSとされている。各グレードそれぞれに2WDとAWDがあり、Sでは7速スポーツシフトi-CVTのみの設定となるが、ほかのグレードではそれぞれに5速MTとi-CVTが設定されているので、トータルすると全部で9種類のバリエーションが用意されている。

グレード別の価格は以下の通り。
車種 価格*3 ボディカラー
i 2WD 5MT 860 プリズムブルー・メタリック
クリームイエロー・パール
ベリーレッド・メタリック
ピュアホワイト
シャイニーシルバー・メタリック
オブシディアンブラック・パール
レディッシュモーヴ・オパール
アストラルブルー・オパール
ピスタチオグリーン・オパール
ライトパープル・オパール
シルキーホワイト・パール*2
i-CVT 910
AWD 5MT 960
i-CVT 1,010
R 2WD 5MT 1,070
i-CVT 1,120
AWD 5MT 1,170
i-CVT 1,220
S 2WD スポーツシフトi-CVT*1 1,300
AWD 1,400
消費税は含まず。単位:千円
i-CVT:フル電子制御自動無段変速機  FF寒冷地仕様は、5千円高 全車デュアルSRSエアバッグを標準装備
*1 スポーツシフトi-CVT 7速マニュアルモード付フル電子制御自動無段変速機
  スポーツシフト(SPORTSHIFT):Prodrive.Ltd 登録商標
*2 シルキーホワイト・パール:15千円高
*3 オーディオレス仕様は、i:15千円安/R:25千円安/S:40千円安


 3グレードの間には20万円くらいずつの価格差があるが、これは主に搭載エンジンの違いによるもので、さらに装備の違いも加わって、20万円くらいずつの価格差になっている。

SOHC
SOHC
 一般的にはSOHCエンジンを搭載したiでも十分な仕様が用意されているが、34kW/46psのパワーは特に余裕があるというほどではない。タウンユースを中心に使うユーザーにはこれでも良いだろうから、基本的に市街地走行だけの使い方で、高速道路はほとんど走らないというユーザーにお勧めのグレードになる。購入時には3万5000円のABSと4万円のサイドエアバッグは装着しておきたい。

DOHC16バルブ AVCS
DOHC16バルブ AVCS
 Rに搭載される自然吸気のDOHCエンジンは、40kW/54psのパワーを発生しており、これくらいになると軽自動車のボディに対しては余裕十分の実力となる。エンジンとボディとのバランスが良いので燃費性能を見てもRのほうがiを上回っており、この点からもお勧めできるグレードとなる。長期的に見れば、iが売れ筋グレードになるかも知れないが、トータルで見て幅広いユーザーにお勧めできるのがRである。

CD/MD オーディオ R アルミホイール
CD/MD オーディオ R アルミホイール
 装備の違いとしては、iの電動リモコンカラードドアミラーがR以上では電動格納式になり、CDプレーヤーがインテグレーテッドタイプになり、アルミホイールが標準装備されることなどが上げられる。価格的に大きいのはアルミホイールだが、これはどうしても欲しいというほどではない。エンジンの性能を中心に選んだら、アルミホイールも付いてきたという風に考えたら良いだろう。112万円のR(2WD)を購入する場合にも4万円のサイドエアバッグは欲しいオプション装備である。

DOHC16バルブ スーパーチャージャー 7速スポーツシフト i−CVT セレクトレバー
DOHC16バルブ
スーパーチャージャー
7速スポーツシフト i−CVT
セレクトレバー
 Sにはスーパーチャージャー仕様のエンジンが搭載されるほか、i-CVTが7速のスポーツシフトになるのが大きな違い。47kW/64psのパワーと100N・mを超えるトルクは、圧倒的な走りのパフォーマンスを発揮する。スポーティな走りを楽しみたいユーザーにお勧めのグレードだ。

S アルミホイール
S アルミホイール
 価格的にはRに比べて23万円も高くなるので考えてしまう部分はあるが、エンジンとCVTの違いのほか、タイヤサイズが15インチになるなど、走り志向の装備が用意されることや、快適装備の充実度が高まることも含めて考えたら、本体価格が130万円というのも十分に納得モノ。Sを購入する場合には、サイドエアバッグのほか、ADDESTの上級オーディオ(5万円)、濃色ガラス+HIDなどを含めて145万円の仕様にして乗るユーザーが多いのではないか。

 別表に示したように、各グレードともAWD車の価格は10万円高の設定。ビスカスカップリング式のAWDとしてはまずまずの価格差で、雪道を走る機会の多いユーザーなら積極的にAWD仕様を選びたい。温暖な地区のユーザーには基本的には2WDで十分といえるが、Sを選ぶなら余裕のパワーを効率的に路面に伝えるためにもAWD車を選ぶ意味はある。

 R2のデザインは好き嫌いがはっきり分かれるものだが、軽自動車として単にスペースの広さを追求するのではなく、エモーショナルなデザインやほかのクルマにはない際立った個性を追求するユーザーには、予想以上にR2が強く好まれる可能性はあると思う。好きだと感じるユーザーが、強く好きと思って選ぶクルマがR2であり、そうなったときには選ぶグレードもより上級のものになると思う。

アウトライン開発者よりデザインメカニズム試乗記購入ガイド
updated : 2003.12.9



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