プジョー207
(Peugeot 207)
筆者:津々見友彦
●ひとまわり大きく 207は大ヒットしたコンパクトハッチ、206の後継モデルだが、ホイルベースは100o伸び、全長、全幅は広げられ一回り大きくなり3ナンバーとなった。室内幅も広がり、リヤシートのニースペースも増し、居住性が高まっている。
フロントマスクは206で成功した精悍な猫科の顔を更にスポーティーにデザインし斜めに長いヘッドライトが特徴。
バリエーションはベーシック5ドアハッチの“207”とよりラグジュアリーは“207シエロ”があり、共に88KW(120ps)の1.6リッター。BMWと共同開発したDOHC,16バルブで、“バルブトロニック”仕様と言う高級なもの。だが、“バルブトロニック”とは呼ばない。
トップエンドに位置するはパワフルな直噴、1.6リッターターボモデル。ミニのターボモデルよりはやや大人しいものの、110KW(150PS)エンジン搭載の3ドアハッチの“207GT”だ。
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●使いやすいNAエンジン “207シエロ”をドライブした。インパネは206より大人びてクロームを使いより豪華な雰囲気。質感も満足。室内左右も狭さ感はない。大型のガラスサンルーフはリヤシートからも空が見え開放感は満点だ。
フロントのバケットシートのシートバックはビシッと固めで背筋が伸び心地よく座れ、スポーティーな走りにピッタリ。フランチテイストではなくジャーマン風なフィールだ。
静かなアイドリングのエンジンは4速ATでスタートさせるとトルク感もあり、街中でもイライラしない。120PSエンジンは0-400加速では19秒台。このテストではちょっと大人しいが、実用上大きく不満はない。
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●軽快なターボエンジン 3ドアハッチバック“GT”は直噴ターボは150psのパワーを誇り、5速MTでの0-400加速の雰囲気は軽く16秒台に乗せ、低回転から高回転にかけフラットトルクのご利益でストレスなく加速してくれる。ターボの立上がり感はシームレスで、ターボを全く意識せずに走れ熟れた仕上がりだ。勿論、ターボラグが全くない訳ではないが、殆ど意識せずに走れる。
ハンドリングは素直でセオリーの走りだ。伸びたホイルベースと307用のリヤサスで落ち着いた挙動。また電動パワステのテイストもナチュラルで誉めたい操作感。タイトなワインディングのコーナリングでも、外すことなく、狙いのラインをトレース出来る。
“シエロ”には195/55R16、“GT”には205/45R17サイズのタイヤを履くがどちらもロールは抑え気味で高速ハンドリングの素性はすこぶる良い。ワインディングでは勿論“GT”がより走りは決めやすいがフツーの走りでは“シエロ”も全く遜色なく走れる。
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●しっかり感のある乗り心地 “乗り心地”は“206RC”よりはマイルドながら、どちらも固め。あの“猫足”テイストはないが、ヨーロッパのオートルートを高速ツーリングする際の安心感は高い お洒落なルックスながら筋肉質なアスリートのテイストを持つ207だ。
価格 207 239万円、207Cielo 246万円、207GT 264万円
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