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アウトライン開発者よりデザインメカニズム試乗記購入ガイド写真集

フリード(FREED)  戻る

<購入ガイド>



Gエアロ
(プレミアムナイトブルー・パール)



Giエアロ
(ポリッシュドメタル・メタリック)



Giエアロ
(ルミナスブルー・パール)



FLEX(5人乗り)



Gエアロ(7人乗り)



Gエアロ・Lパッケージ(8人乗り)



ディスチャージヘッドライト



テレスコピック&チルトステアリング



HDDインターナビ



リアカメラ(ナビ画面)



パワースライドドア(リモコン)



スカイルーフ
 

松下 宏

【プロフィール】


●シートの配置や駆動方式など豊富なバリエーションを持つ
 ホンダがモビリオ&モビリオスパイクに変わるコンパクトクラスの3列シート車として投入したフリードは、豊富なバリエーションを持つモデルとして作られた。
 ボディタイプはひとつながら、従来のモビリオスパイクの持っていた部分も受け持つため、シート配置だけを見ても、2列シートの5人乗りを始め、3列シートは7人乗りと8人乗りとが設定されている。
 搭載エンジンは1機種だが、トランスミッションは駆動方式との組み合わせによって異なり、FF車にはCVTのホンダマルチマチックが、4WD車には電子制御5速ATが組み合わされている。これに加えて装備の違いによるグレードが設けられているので、全部で18タイプのバリエーションがある。
 フリードを買うときに選ぶのはまずシート配置だ。2列シートにするか3列シートにするかが大きな分かれ目になり、3列シートにした場合は7人乗りと8人乗りを選択することになる。
 2列シートの5人乗りは、クルマの後部に大きなラゲッジスペースを持つので、ここにいろいろな荷物を積んで遊びに出かける機会の多いユーザーに向いている。 ただ、3列シート車でも3列目のシートを左右に跳ね上げてラゲッジスペースとすることが可能なので、いろいろな使い勝手を考えたら3列シートを選択するユーザーが多く、フリードで2列シートを選ぶユーザーは限られると思う。
 2列シートと3列シートをベースグレード同士で比較すると、価格差は5万2500円だ。この価格差だったら3列目のシート付きのモデルを買っておこうと考えるユーザーのほうが多くなるのは当然だろう。
 6人以上の乗員が乗ることは滅多にないのなら、何も3列シート車を選ぶことはないが、そのように考えるならフリードではなくエアウェイブなど、ほかのボディを選ぶ手もある。このあたりは、ユーザーのライフスタイルやそれに合わせたクルマの使い方によって決めるべき部分である。
 7人乗りと8人乗りでは、お勧めできるのは7人乗りのほう。2列目独立したキャプテンシートとなる7人乗りのほうが、2列目の乗り心地や快適性で格段に有利だからだ。
 ただ、現実には8人乗りを選ぶユーザーもけっこう多いと思う。日本では、ほかのミニバンタイプのクルマでも大半が、より乗車定員の多い仕様が選ばれるのが普通だ。乗員が一人増えても価格は2万1000円しか高くならないのだから、8人乗りを選ぶユーザーが多くなるのは当然だ。
 でも、お勧めは絶対に7人乗りのほう。8人目が乗ることなどはほとんどないのなら、7人乗りを選んだほうが良い。後席の人が快適に過ごせるようになるし、フロントシートから3列目シートまでのウォークスルーが可能になるなど、7人乗りならではのメリットもあるからだ。
 なので、イチ推しグレードは7人乗りのGLパッケージで、どうしてもという人に同じGLパッケージの8人乗りをお勧めする。

フリード価格表(消費税込み)
FLEX5人乗りCVTFF1,638,000円
5AT4WD1,890,000円
FLEX Fパッケージ5人乗りCVTFF1,701,000円
5AT4WD1,953,000円
FLEXエアロCVTFF1,900,500円
5AT4WD2,152,500円
FLEXiエアロCVTFF2,226,000円
G7人乗りCVTFF1,690,500円
5AT4WD1,942,500円
G Lパッケージ7人乗りCVTFF1,785,000円
8人乗りCVTFF1,806,000円
7人乗り5AT4WD2,037,000円
Gエアロ7人乗りCVTFF1,858,500円
5AT4WD2,110,500円
Gエアロ Lパッケージ7人乗りCVTFF1,963,500円
8人乗りCVTFF1,984,500円
7人乗り5AT4WD2,215,500円
Giエアロ Lパッケージ7人乗りCVTFF2,257,500円

●幅広い価格帯の中から選べるGLパッケージがイチ推しだ
 フリードの価格設定はけっこう幅広い。5人乗り、7人乗りともベースグレードは160万円台からあって、従来のモビリオに比べてそう高くなったという印象ではない。上級グレードでは220万円台の価格になり、1.5車であることを考えるとちょっと高めの印象もある。これは3列シートを可能としたボディに、外観をドレスアップするエアロパーツを装着し、充実した装備を備えるためだ。具体的な仕様の中身を見たら、リーズナブルな価格であることが分かるだろう。
 いずれにしても、幅広い価格帯の中に設定された豊富なバリエーションの中から、好みの仕様を選べるのがフリードだ。
 グレードの選択は2列シートのFLEXではFLEXエアロがイチ推し。アクティブな2列シート車を選ぶなら、差別化されたスポーティな外観を持つエアロ系を選ぶのが良い。FLEXFパッケージに比べると20万円ほど高いから迷いも出るだろうが、外観の違いのほかにスライドドアイージークローザー、左側パワースライドドア、セキュリティパッケージ、テレスコピック&チルトステアリングといった機能装備の違いもあるので、トータルではFLEXエアロのほうに買い得感がある。
 フリードらしいのは3列シート車のほうで、中でもGLパッケージの7人乗り仕様が最もフリードらしいモデルだと思う。
 GLパッケージとGエアロLパッケージとの価格差は17万8500円で、エアロパーツのほかディスチャージヘッドライト、セキュリティパッケージ、テレスコピックステアリングなどの違いがある。左側のパワースライドドアは両方のグレードに標準なので、機能的にはGLパッケージでもほぼ十分だ。
 わずかに気になるのがステアリングのテレスコピック機構だが、これはGLパッケージにもチルト機構は備えられているので決定的な違いではない。もうひとつは横滑り防止装置のVSAの設定で、これは4WD全車とiエアロ系に標準で、ほかのFF車ではGエアロLパッケージにだけオプション設定。つまりGLパッケージでは選択できないわけで、ちょっと残念な部分だ。安全性を重視するユーザーなら、GエアロLパッケージを選んでVSAをオプション設定にするしかない。

●オプションはインターナビや右側スライドドアなどを装着
 フリードにはオプション装備も豊富に用意されている。いろいろな装備を選べるのは良いことだが、オプション装備を装着すればするほど価格も高くなっていくので、単純に喜べる話ではない。
 主なオプションは、HDDインターナビ(23万1000円)、スカイルーフ(10万5000円)、スマートキー(8万4000円)、VSA(7万3500円)、ディスチャージヘッドライト(6万3000円)など。パワースライドドアは右側(5万2500円)、左側&イージークローザー(6万3000円)となっている。VSAのようにグレードによって標準装備されたり、選択できるものとできないものとがあるので、詳細は価格表で確認して欲しいが、オプションも含めたお勧めの仕様は以下のようになる。
 GLパッケージをベースに考えたら、HDDインターナビを装着するだけでも良いと思う。これだと車両価格が約200万円ほどだ。好みと必要に応じてリヤ右側パワースライドドア(左側のパワースライドドアは標準)、ディスチャージヘッドライト、セキュリティパッケージなどを追加すれば良い。GLパッケージであれば、7人乗りでも8人乗りでも選択できるオプションは共通である。
 GエアロLパッケージをベースに考えると、やはりHDDナビが必要になるほか、GLパッケージでは装着でないスマートキーが選択できるので、これを装着したい。同様に装着が可能になるVSAも安全装備なので外せない。ただし、VSAを装着すると、右側パワースライドドアが装着できなくなるので、どちらにするかを判断しなければならない。このあたりはもう少しフレキシブルな選択を可能にして欲しいところだ。
 FLEXエアロをベースに考えると、HDDインターナビ、スマートキーのほか、スカイルーフの装着が可能なので、これも含めて仕様を選択するといい。

アウトライン開発者よりデザインメカニズム試乗記購入ガイド写真集
updated : 2008.5.30



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